人口の世界史



 
人口学的側面から世界史(特に西欧史)を分析した書籍です。
定性的ではなく、極めて学術的な側面から論理的に人口の増加・減少を解説しており
データだらけで難解ではあるのですが、読み込んでいくと非常に参考になる部分が多々あります。
(横書きの論文形式の本なので、やや取っ付きにくいかも)
 
人口現象そのもののメカニズムに対する分析なので
主義・思想は置いておいても、日本の人口減少問題や
世界規模での人口増加と将来の展望を考える上での参考になるかも知れません。
ただ、人口の増減を極めて冷徹に、生物学的モデル化して解説しているため
例えば、「間引き」の機能とか、「疫病による大量死」の機能など
人間賛歌とは程遠い内容になっているヶ所も多いので、合わない人には徹底的に合わないかも。