140608


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VT界隈に徒手空拳で足を踏み入れたのはちょうど二年前ごろである。
そう考えると早いもので、二年間に色々とあったりはしたが
結局のところ、この界隈に今でも残っており、ついには多少の拠点ともいうべき場所を築いてしまったのは
おそらく私がこの界隈やVT自体に良くも悪くも執着しており、同時に好きだからなのであろう。
 
また正直に言えば、思わぬ評価をいただき、ここまでしぶとく生き残れるとは思っていなかったので
何よりもプレイヤーの方々や関係各位には重ねて感謝、感謝である。ありがとうございます。
 
 
まあ、そういうこともあり、節目としても良い機会なので
今後はある程度定期的に、これから何をしたいかというのをオープンにしていくことにする。
(あくまで個人的な見解に基づくものであり、賛同・批判は自由だと思うが、同時に私がどうするかも自由である)
 
 
さて、当面はきのたけの電子ドラッグとしての性能を上げることが最重要事項ではあるが
同時に、この企画自体がVT界隈を活性化するという目的を、発生時点において伴っていた物であるので
この劇物を、どのようにコントロールして活性化につなげるか、というのを考えている次第である。
 
活性化と言えば、とりあえず分かり易いのは集客を行うことであるのは間違いない。
VTが戦略シミュ+RTSという、日本ではマイナーなジャンルであり、その時点で敷居が高いのは周知である。
そのため、プレイヤーは界隈全体にとって貴重であり、新しいプレイヤーに来てもらうのは重要だ。
 
しかるに、その方法論であるが、これについては多様な方向性があるので一概には言えないものの
個人的に最も重要なのは、作者諸氏を増やし、定着(ここが最も重要だ)してもらうことと
加えて、複数人での制作が一般化すること、だと考えている。理由を以下に述べよう。
 
 
私は素材製作者や作者として、ツクール95黎明期のころからフリーゲーム界隈にあって十数年になるが、
ツクールやウディタ界隈と比較し、VTはどうしても定期的に現れる新規作品数が少ない。
まあ、これ自体、比較の対象としてはナンセンスなのは重々承知であるし
ジャンルの性質や必要とするリソースなどの問題もあって、制作が容易ではないのも痛感しているが
界隈の動きとして現状よりもより活発に作品数が増えていき、なおかつそれらの更新が定期的に行われる
といった具合に、界隈全体の新陳代謝のサイクルを早めていく状況が必要である。
 
というのも、価値観と嗜好が多様化している昨今のプレイヤー層に対して
一つの万能で完璧で巨大な作品が、網羅的にプレイヤーを獲得する、という活性化のための思考法は
ある種の救世主思想的な危うさ、真夏に雪を期待するような非現実さがあると思うのである。
完全性・万能性の欠如への批判を恐れ、作者が委縮して更新を滞らせるのでは本末転倒であろう。
(まあ、スルー耐性を向上させるという方法もあるが、これは流石に個々の作者の精神力の問題である)
 
それよりもむしろ、異なる尖った性質を持つ複数の作品が多数出現・存在するようにしていき
作品数の多さで、界隈全体として嗜好の網羅率を上げる方が現実的ではないだろうか。
いびつな物の総和で円を形成するという方向である。
 
まあ、何よりもその方が、色々な作品に触れる機会が増えて楽しい。
そのためにも、尖った作品群にスポットライトが当たる土壌になってほしいと思っている。
(この点で、ミドナ、焦土の発展は個人的に非常に楽しみにしている)
 
 
また、複数人での制作の重要性を強調したいのは、投下リソースと品質確保上の問題解決手段だからである。
他と異なる尖った性質の作品ともなると、やはり制作上の必要リソースが膨大である。(素材とかね)
その上ではどうしても、単独での制作は負担が大きく、モチベの維持が困難なのだ。
 
きのたけの制作において最後まで残ってくれたメンバーは、上手い具合に得意分野がバラけたので
ある程度、相互補完的な制作が可能であった。
このことは、とりあえず形にするところまでに行けた最大の理由である。
 
だが、共同という物の性質でFT時代に色々ともめたというのはメンバーから聞いたし
既存の作者諸氏の人間関係についても私は分からないので、これを一般化させられるかは皆目見当がつかない。
なので私は、そういう手法を普通に行える制作チームを引っ張り込む方向で考え
彼らの興味を引くような動き方をしようと思う。
 
 
そこで、私が対象としたい制作チームというのは、ガチの同人サークルである。
今回、きのたけにはガチの同人屋である竹森を、個人的人間関係でもって脅して無理矢理参加させたわけだが
彼らは創作活動において、それこそ私などゴミとして消し飛ばすほどの素晴らしい能力を持っているが
残念なことに、よっぽど興味を持ったりしない限りはタダ働きをしない。
 
なぜなら、同じ時間を別のことに向ければきちんと報酬が発生することを自覚しているからである。
(これは過去、色々なプロに言われた。大抵は「無給労働を申し出る人間は、いざという時に投げ出す」という戒めに続く)
そのような彼らに、VTをシェアウェアや自サークルの宣伝作品制作用ツールとして活用してもらうのだ。
(この点でロストテクノロジーは、現状に風穴を開ける非常に素晴らしい試みの一つだと思う。)
 
今回、色々と突っ込まれるのを承知でアフィリエイト広告をここに貼ったのも
それらの商業化に向けての敷居低下を目的としている。
流石にきのたけは、シェアウェアには質的・権利的に色々と耐えられないので、このくらいのお茶濁しが限界である。
ななあしさんと交渉の上、色々あってご許可をいただいた。大変、お手数おかけしました。
 
まあ、これで収益が上がるとは露とも思っていないが(というか、ほぼジョークである)
他作品がシェアウェア化をする上でのハードルを一つ下げたと考えるならそれで十分であろう。
(収益については、サーバー運営費、開発費に活用させていただき、一部はななあしさんに還元させていただきます)
 
 
いずれにせよ、ガチの同人サークルに、VTをツールとして使えば美味いと思ってもらいたいのだ。
彼らは収益には敏感だが、同時に質・集客力に関してもアマチュアでは太刀打ちできないものを持っている。
きのたけは彼らのようなガチ勢に、他シナが出来ないやり方でアッピルしていくのを目指したい。
そして、良くも悪くもそのための捨石で良い。きのたけを生贄にして、ガチ勢を召喚である。
 
 
これについては更に完成度を高める方向で努力を行って
今いるプレイヤーさんに楽しんでもらうことが何よりも第一義だが
同時に竹森経由でガチ勢の人々の目に留まり、VTを認知してもらう切欠になればいいなとは思っている。
 
 
まあ、いずれにせよ、まだまだ先の長い話であるし、ほぼ妄想である。
人間、今までやって来た以上のことを一足飛びには出来ないので、出来る所から段階を踏んでいくしかない。
ちちんぷいぷい あたまよくなーれ。
 
 
ちなみに、集客方法についてはまた別のアプローチも計画している。
 
この別アプローチについては、少なからず半年後~一年後目途に、途中経過を出したいところである。
完全な新規ユーザーの獲得は、おそらくこの段階となるだろう。
その際には、特定のプレイヤーの方々にご協力をお願いすることがあるかも知れない。
 
 
さて、あまりに長くなると、今後のネタが枯渇するので、今回はこのあたりにしておこう。
それでは、これからもお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。