2019-12-15

なぜ今更読み物なのか

Pocket

ぶっちゃけると業務時間の合間に作れるからですな。

施設・人員管理うんぬんのしがらみで、実働に対して予備役的な拘束時間が長めなのですが、
私物ノートやタブを持ち込んだり、会社PCからクラウド上でUnityをいじくるというわけにもいきません。
けど、ポメラの中身までは見られませんからね。
「企画のネタ出しじゃい!」って言っとけば、無理に誰も覗こうとはしません。
こういうとき、あまり一般化していないデバイスを使うと、対策立てられにくくてよい。
思うに、会社で楽しく過ごすうえで、成果と手抜きと私事のバランス配分にシム的要素あると思うんですよ。
基本、単独黒字化まで必死こくのは当然としても、一定の黒字額以降になると、こちらが死力を尽くした分に対して、悪びれもなくフリーライドしてくるやつら出てきますし(略

後はここ最近になってメインの趣味がエンデューロに変わったのですが、
元々 グレートレース のようなリスクも加味しつつ人間の限界に挑むみたいなのが大好きだったというのもあって、志向的な親和性が高いうえに、このコミュニティがとてもとても居心地がよくてですね……
つまり、ものすごく良い精神の切り替えになるので、なるたけ全休はこちらに使いたい。
読書やゲームだとどうしても取材意識が抜けないしという。

そんな事情から安定して出力しやすいので、
非専業個人でやってると2~3年にいっぺんのペースにならざるを得ないゲームよりも、
更新状況を維持しやすかろうという見通しが立ったわけです。

結局、ゲーム作りは忍耐力の勝負なので、特定日に集中してやるよりも、
毎日少しずつに作業時間をならすほうが確実です。受験勉強と同じですわ。

――――

『クソの適切な処理法あれこれ』

略称は「クソ処理」で。
実は結構苦労してひり出したタイトルで、話数が進むごとに何を指すかが変わってくる構成です。
ダブルもといトリプル、クアドルプル、クインタプルミーニング。

もともとは「ラトンナの秘宝」という短編シム案用に作った設定なんですけど、
これは、遺跡探険隊経営ゲームで、罠やら神聖生物の対処のためにメンバーを犠牲にしては補充しつつ最深部を目指すって感じの部隊運営ゲーの企画でした。
ただ、いかんせん内容的に愛着の湧いた人員を人身御供にしなければいけないところとかどうもなぁという感じで、投下コストの割りに作っても面白くなさそう、という点でボツにしました。
その設定の一部を別の形で生かそうと。

また、イアロト変遷史の設定全般を強化していくという点については、
自分がどうも「百聞は一見に如かず」体質なのもあり、備忘録で延々能書きたれるよりか、具体的なものを一個ポンと出す方がよっぽどピンとくるだろうと思いまして、
だったら長期的に資産になるし良いやって感じで。

内容に関しては既にプロットも最終シーンも一通り書き起こし済みで、9章での手仕舞いを予定しています。
あとは真ん中部分を書いては調整してという状況なので、エターナることはレース中に事故死でもしない限りありませんから、そのあたりは安心していただいて大丈夫かと。

とりあえず、似たような感じのものを合間合間に書いていって、
年寄りになったときに最終的にモノになればいいやぐらいの感覚でやる予定です。
ラノベの賞に応募してくるのって案外ジジババが多いらしいっすよ?

――――

『完全なる商人の手引書について』

今年頭のあたりにゲームルールある程度固めて走り始めたのですが、どうにも面白さがピンと来ず。
今更ですが、なんか自分は本質的に数値管理・ハクスラ系シム好きじゃないっぽい。
人口や金が増えたからなんだよ? 強い装備? 数値じゃん っていう数値じゃんガイジ化、つまり、

「あなたは自分の好みを正確に理解・把握していますか?」

という自問自答への返答に窮する事実に直面しまして、
どうやら根本的な部分を見直す必要があるなと痛感し、
思い切ってほぼ1年近く取材というか情報収集に費やすことにしました。

そこで本やらゲームやら、直感的に気になったものを濫読・触りまくってみた結果、
素直にこれは楽しいと明確に感じられるシムの方向性がある程度自分の中で固まってきたので、
それらをまとめるという意味で、年末年始にかけて備忘録をいくつか書く予定です。
主なテーマは、
・「中枢に常に置くべき制作理念・スタンス」
・「システム的にどこで苦労してもらうか」
・「ゲームの最終目的の在り方」
・「シナリオの濃淡のさじ加減」
・「どこでエモくするか」

そのあたりを把握していただいたうえで、次回作以降に期待する・しないを選んでいただいた方が皆さんに失礼がないだろうと。
最近はね、どうもぱっと見でダマして煽ってマウントして金吐き出させるみたいな仕組み多すぎですよ。
リアルがそうだってんなら、せめて創作くらいはそのくびきから逃れたいよね。