イアロト変遷史③ 世界の合言葉 ロヴァ、ヴィスカ、ツリエラ

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◆第三回 植生 樹木について
世界観形成において、個人的にとても重要だと思ってるのは植生です。
いや、だって、地形形成、気候、野生動物、食材、建材、武具素材、etc…… 文明の基礎にダイレクトヒットするからね?
絶対王政絶対実現させるマンのボーダンいわく、「人間の行為は自然的素質によって規定せられる。特に重大なのは風土の相違によって労働の仕方の相違が引き起こされ、それが強く自然的素質に影響する」ですよ。

環境史マイブームも相まって、その部分の考察がガッツリ練られている作品はとても好きです。
とはいえ、このあたりはビジュアル的な素材調達や整合性の点から、完全な独自化が難しいのはよく分かるので、
ひとまず「作内理論で三段論法が成立」していれば大丈夫だと思ってます!🌳
ガチガチの科学的根拠が不足していても、妥当性が高いと感じられればオッケー的な🤔

そういう点も含め、植生設定を練り込む+UI制御面の技術力向上のための習作として、
(なんやらかんやら、動的リスト含むUIパネル一種まともに動確に持ち込むのにまだ3日はかかるし)
焼き畑したり、野生動物を絶滅させながら、自然が大地の表面を這いずり回ることを妥協の末に許した卑小で忌まわしい害虫どもの中でも害悪の甚だしさにかけては右に出る者がいない罪人種族どもの生存圏を広げていく、ポップでキッチュな森林地域植民シムでも一本間に挟むか、と考えたりしてなくもなかったりします。
タイトルは「ジャングルブレイカー ~愉悦(たの)しき熱帯~」、BGMはエルネスト・ナザレーとピシンギーニャで!🤗

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『聖樹』

イアロト文明に決定的な影響を与える樹木の品種は大きく三つ。
クエルクス・ロヴァ」、「ヴィスカ・マルファシア」、「ツリエラ・アルブム」。
既に体験版既プレイ兄貴は、ツリエラ以外は何かしらの工作に使ったのではないでしょうか😃
ロヴァは巨大樹であり、主に建材や装飾品用途。古木化したものは信仰の対象として。
ヴィスカは加熱することで硬質化するため、金属の代替素材として鋼材や武具に。
ツリエラは葉の繊維から糸が作れ、抗菌作用もあるため服や香料にそれぞれ用いられます。

これらは聖会から聖樹認定されており、一般的ではあるものの神聖視する向きもあります。
また、分類上は同じ素材でも等級や加工技術によって品質差が出やすいため、
聖書者階級が珍重するロヴァと一般家屋の戸板のロヴァでは、実質的に別種と言えるほどに性能が違います。

・ロヴァ
基本的に「ロヴァ」の名を冠していても、生育状況や樹齢によって良し悪しはピンキリである。
一般的に用いられるのは、樹齢数十年級のもので、基本的には建材用途。
もう少し大型化すると、木自体をくり抜いて住居化することもある。
超巨木級のロヴァは、幹断面積が3~4㎢に成長するものもあり、枝周りも合わせると数十㎢に及ぶ。
こうした巨木上には数本の巨木から成る樹上都市が形成されており、枝が街道の役割を果たす。


【枯死した巨木の上に形成された樹上都市】
(デビルスタワーが本当に木だったとして、その上に都市がある感じやラピュタを想像してもらえれば)
こういった地域では、ロヴァの保水力の高さ(雨水の貯蓄+日陰で蒸発しない面積が広い)から
根元周辺は浅い池や湿地化している場所が多く、併せてカンナビ草(麻みたいな草)が栽培されたり、生け簀が作られ、食物や繊維の供給源となっている。

・ヴィスカ
もしもヴィスカの木が存在しなければ、イアロト史上における累計戦傷者数はケタが一つ違っていたかもしれない。
それくらいに、その地域の軍事力に直結する罪深き重要資源である😭
この材木は加熱すると水分が蒸発し、樹脂が繊維間に染み込み固着するため、強化セラミックの上位互換くらいの剛性・靭性を持つようになる。
ただし、鉄に比べて軽く取り回しはいいものの、鈍器や重しには向かない。


【ヴィスカの木と葉】
近年、この木や葉が炭化したものが黒悶石の正体だと判明したため、葉を焼いて砕片にし、癇癪玉の中身とする黒悶弾という武器(手りゅう弾)が流行り始めており、赤サボテンにされる戦士が激増している💀
なお、ヴィスカの実は後に銃弾の素材として利用が開始され、さらに戦傷者を増やす予定💀☠💀

・ツリエラ
生活において防臭や抗菌、防虫などの衛生面は、目立たないながらもとても重要だ。
その部分を一挙に解決するスーパーサイヤ地味な縁の下の力持ちがこのツリエラである。
葉からは繊維が採れるほか、香木としての側面もあり、香料や装飾品などの素材にもなる。


【ツリエラ木と葉】
木は集落を囲むように生垣として植えると野生動物除けになる。この特性を聖会が奇跡演出に利用してきた事例もある🛐
葉は細かく刻んで煮詰めるとゲル化し、乾かすと適度に弾力のある繊維が採れるので、これを紡糸して利用する。

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『食性』

植生に応じて成立した棲息環境に対応する形で、各種族の食の志向も変わってきます。
ロベルの手記のゲーム内では、選択種族に応じて食事効果が変わります(序盤はヴェパィムが一番きついと思う)
基本的にタイムアタックしなければ生食オンリーでいいのですが、空腹100%の状態で生食をしまくると下痢しますし、
料理は行動力を直接回復させたり、心情増加による次のターンの最大行動力ボーナスが大きいので、使っていったほうが良いでしょう。

・フォーマ
雑食。なんでもおいしく食べられる。
イカモノ食いすぎて食糞するもうめちゃくちゃなねっとりギルティもいる🔞😎
・ドレファド
草食。植物由来の性質から本来は外で光合成をするべきなのだが、職能・社会階級的にインドア職になりやすく、
それによる糖質不足を防ぐために糖分を多量に必要とするので、かなりの甘党が多い🍩
青菜にはちみつをドバドバかけて食べたりして、他種族からドン引きされることもある。
この傾向は寒い地域ほどエスカレートする🍩🍮🍬🍭🍫
・ヴェパィム
肉食。動物性たんぱく質(アミノ酸)を介して自己複製を行うため、基本、肉がないと絶滅の危機。
また、性質的にやや腐りかけを好むので、このあたりも変人感に拍車をかけている🧞‍♀️🧞‍♂️
・マインネイル
岩食い。特殊。基本的に食事の必要性は数か月に一度程度のエコな種族。しかも鉱物(ミネラル分)を食う🗿
一部の店でのみマインネイル用の料理が提供されており、そこでは丸石に鉄粉や砕いた水晶を掛けた料理などが並ぶ。
身近にマインネイルがおらずに育った人が、マインネイルと初めて食事をすると大抵ショックを受ける。
異種族食文化に関して細かいことをお互いに言わないことが暗黙の了解になっているのは、大体こいつらのせい。
・インテラ
やや雑食よりの草食。大食いすぎる禿山メーカー🐛🐜🕷
体積当たりの生産効率の都合上、きのこ類を好む。たけのこはぜいたく品。
群れの住居の地下室での床と壁面を無駄なく利用したきのこ栽培が一般的で、幼年や低階級のインテラは四六時中きのこと格闘している🍄🍄🍄🍄
・アニマノ
やや雑食よりの肉食。ベースとなった動物に準じるが、牧畜を生業とする部族が多く、天然の食肉加工者と言える。
なお、ベースとなった動物も余裕で狩って食べる(ウサギ系部族が野うさぎを狩って食べる)ので、
「共食いいじり」は対アニマノの普遍的ジョーク🐰🍴🐰🍽🐰
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ひとまず今回はこれにて。
次回は、体験版既プレイ兄貴は既にもう触ってるかもしれない、『オハアム』の話の予定です。